昭和二十五年九月
一日、閣議で、公務員のレッドパージ方針を正式決定。
十三日、GHQが、體育への柔道復活を許可。
十四日、トルーマン大統領が、對日講和と安全保障條約交渉の開始を指令。
十五日、國連軍が、仁川に上陸しソウルへの反攻開始(仁川上陸作戰)。
十八日、警察豫備隊中堅幹部の募集締め切り。八百人の募集に一萬六百六十七人が應募。
十九日、國連總會は、中共代表出席の動議を否決。
二十一日、シャウプ使節團が、第二次税制勸告を發表(第二次シャウプ勸告)。
二十六日、國連軍がソウルを占據。北朝鮮軍が北へ撤退。
二十七日、「朝日新聞」が、濳行中だつた共産黨中央委員の伊藤律との單獨會見記を掲載するが、三十日に記者による「捏造」であることが判明し、全文を取り消すとともに謝罪した。