國體護持總論
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著書紹介

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昭和二十五年十一月

二日、農林省が、レッドパージで二百七人を解雇。

 七日、天野貞祐文相が、修身科復活が必要と言明。

 八日、GHQが、元外相重光葵に、A級戰犯で初めて假出所を認めると發表(二十一日に假出所)。

 十四日、ホー・チ・ミン軍徴用の元日本兵ら七人送還。

 十五日、最高裁は、勞組による生産管理は違法であると判決。

 二十一日、元外相の重光葵が假出所となる。A級戰犯で禁固七年の刑に服してゐたが、刑期四年半で假出所を認められた。A級戰犯では初の假出所となる。

 二十四日、米國政府が、「對日講和七原則」を發表。我が國への請求權放棄と、日本防衞を日米共同で行ふ旨を明記。

 二十六日、北朝鮮軍、中共軍が總反撃を開始。

 三十日、トルーマン米大統領は、朝鮮に原爆投下を考慮と言明。

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