國體護持總論
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著書紹介

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昭和二十六年四月

一日、沖繩に「琉球臨時中央政府(行政主席・比嘉秀平)」設立。

 三日、宗教法人法公布。

 六日、GHQが、ワシントンへの日本在外事務所開設を許可。

 八日、韓國が、一月以來マッカーサー・ライン越境の日本漁船三十隻を捕獲、二隻を撃沈と發表。

 十一日、トルーマン米國大統領は、國連軍最高司令官及び連合國軍最高司令官の地位から、マッカーサーを解任する旨を發表。後任にマシュー・リッジウェイ中將(就任後大將に昇格)を任命。

 十五日、天皇、マッカーサーとの第十一回會見。

 同日、北朝鮮が、朝鮮問題の平和的解決を國連に要望。

 十六日、マッカーサーが羽田空港からアメリカへ歸國(マッカーサー離日)。增田甲子七(閣僚)らが「マッカーサー元帥、萬歳!」と萬歳三唱する。

 同日、衆參兩議院が、マッカーサーへの感謝決議を議決。

 同日、アメリカ國務省顧問・對日講和特使ダレスが再來日。

 二十三日、第二回統一地方選擧實施。自由黨が壓倒的優位となる。

 同日、GHQの『新聞用紙の統制廢止に關する覺書』。

 二十五日、米國の國連代表部が、中共空軍が朝鮮で爆撃を行へば米は支那領土を爆撃すると言明。

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