國體護持總論
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著書紹介

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昭和二十七年一月

十二日、ルバング島で元日本兵四人が警官隊と交戰。

 十七日、GHQは、防衞費が約二割の政府豫算案を了承。

 十八日、韓國は、一方的に海洋主權宣言を發表して日本領土寄りに「李承晩ライン」を設定。

 同日、我が政府は、インドネシア賠償中間協定に假調印。

 二十八日、日比賠償會談がはじまる。

 全權大使の津島壽一らがマニラを訪問して實現。フィリピン側が八十億ドルの賠償を要求したため、交渉は難航。四年後、約五億ドル相當の役務と生産財による賠償で合意に至る。

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