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 生命科学における個体の「いのち」から、極大事象である宇宙構造まで、自然界に存在するあらゆる事象には自己相似関係を持っているとする雛形構造(フラクタル構造理論)の発見があります。この雛形理論(フラクタル構造理論)とは、全体の構造がそれと相似した小さな構造の繰り返しでできている自己相似構造であること、たとえば、海岸線や天空の雲、樹木、生体など自然界に存在する一見不規則で複雑な構造は、どんなに微少な部分であっても全体に相似するという。そして、マクロ的な宇宙構造についても、いまや雛形構造(フラクタル構造)であることが観察されており、また恒星である太陽を中心に地球などの惑星が公転し、その惑星の周囲を月などの衛星が回転する構造と、原子核の周囲を電子が回転するミクロ的な原子構造モデルとは、極大から極小に至る宇宙組成物質全体が自己相似することが解っています。


 我が国でも、古来から「雛形」(ひひなから)というものがあり、形代、入れ子の重箱、盆栽、造園などに人や自然の極小化による相似性のある多重構造、入れ子構造を認識してきました。

 

 また地球という生命体の創造において、天の御柱を二柱の神が廻る姿は、個体細胞の染色体が二重らせん構造を暗示し、まさに極大から極小に至るまでの相似形象を示す我が国の伝統である「雛形理論」を示し、記紀には比類のない世界性、普遍性のあることが証明されています。

 

 このことから「国」は「家」の雛形的相似象であり「国家」というのであって、「国家」もまたその構造と代謝の基本単位である「家族」から成り立っているのです。

 

 「國(国)」の字義は、四角い囲いの区域にある人と領土という統治的意味であり、「家」の字義は、祖先から子孫へと引き継がれて行く家族の生活の場を示す祭祀的意味が含まれていることからしても、祭祀と統治とで「国家」なのであり、家族(細胞)が崩壊して、ばらばらの個人(分子)では国家(生体)は死滅することとなり、「個人主義」から脱却して「家族主義」に回帰しなければ、国家も社会も維持できません。まさに祭祀の復活の意義はここにあるといえるでしょう。


 我が国のような真正伝統国家には、「祭祀」と「統治」の二つの部門があり、これらが一体となって国家が成り立ち、祭祀部門における祭祀主宰者たる「すめらみこと」と、統治部門における統治主宰者たる「天皇」という国家機関を有しています。「すめらみこと」が常に「天皇」を兼務されておられます。「天皇陛下万歳」とは天皇統治の御代を称へるものであり、「すめらみこといやさか」とは天皇祭祀の御代を称へるものということもできるでしょう。

 

 この祭祀権能は、国家の「正統性」を根拠付け、統治権能は国家の「合法性」を根拠付けるという、まさに国家にとっての祭祀と統治は車の両輪となります。祭祀は祖先から連綿と命を受け継ぎ、家族を守り維持するといふ始源的な本能に由来するもので、家族愛による祖先への崇拝と感謝、子孫への慈しみとは不可分なものであり、死によって「から」(柄、殻、肉体)を失った祖先の「たま」(魂、霊)は、常に家族の「から」と「たま」と一体となって共存しているとの確信こそが祭祀の原型といえるでしょう。


 そもそも祖先祭祀の根源とは何か。それは親が子を慈しみ、子が親を慕う心にあります。我々の素朴で根源的な心には、たとえ死んで「から」を失っても、その「たま」は生前と同様に子孫を慈しんで守り続けたいものです。たとえ自分自身が地獄に落ちようとも、あるいは自分自身が地獄に落ちることによって身代わりになれるのであれば、それと引き替えてでも、家族が全うな生活をすることを見守り子孫の健やかなることを願います。そして、子孫もこのような祖先(おや)の献身的で見返りを望まない心を慕うのです。


 死んでも家族と共にある。それが揺るぎない祭祀の原点といえるでしょう。


 子孫が憂き目に逢うのも顧みずに、家族や子孫とは隔絶し、自分だけが天国に召され、極楽・浄土で暮らすことを願うのは「自利」であり、「おや」は、自分さへ救はれればよいとする自利を願みません。これはまさに「七生報国」の雛形です。


 「利他」の「他」は、まずは家族です。あえて家族から離れさせその絆を希薄にさせる「汎愛(や博愛)」では雛形構造が崩壊してしまいます。家族主義という「利他」を全ての人がそれぞれの立場で実現すれば、世界に平和が訪れることになります。


 また家族の生活が維持されるためには自然の恵みが必要不可欠であることから、自然物(山岳、海洋、河川、湖沼、平地、樹木、巌など)や自然現象(雷、風、竜巻、雪、雨、地震など)その他森羅万象の神秘さに対する感謝と畏敬、そして畏怖の念が生まれ、それが祖先と共に信仰対象となって祭祀の要素として取り組まれてきました。


 祭祀と宗教の社会的機能についていうならば、祖先祭祀や自然崇拝は宗教とは異なり、決して誰も傷付けません。対立する家族や氏族、部族、民族、人種であっても、祖先をさかのぼれば、やがて根源に収斂されて統一融合するものであり、ことごとく対立を解消させる機能が祭祀にはあるのです。


 この世に生を享けたことの感謝にも順序があります。まづは両親、そして祖先、家族、氏族、同族、部族、宗家、国家、地球、宇宙といふ相似性の順序を辿って「かみ」に至る雛形の祭祀があります。自己の両親から祖先へとさかのぼり、皇祖皇宗、八百万の神々に至るまでの方向が聖なる方向であり、祖先崇拝のかなたに神仏崇拝を投影することが信仰の雛形構造なのです。このことは自然崇拝についても同様です。つまり祭祀の機能とは「人類の融和」なのです。


 これに対し世界宗教というのは、特定の宗教勢力が「絶対神」を定め、それを「唯一神」とすることにより、これと異なる「唯一神」を主張する宗教勢力とは、不倶戴天の敵となります。つまり、このような宗教の機能は、不要な「人類の対立」を生み出します。これまで「祭祀戦争」は一度もなく「宗教戦争」は数限りなく存在したことは厳粛な歴史的事実です。


 人々の救済のためにあるとする宗教が、まつろはぬ人々を脅し傷付け殺戮する現実から目をそらしていけない。世界平和を真に実現するためには、人類は宗教進化論の誤謬に一刻も早く気づいた上で、祭祀から退化・劣化した「宗教」を捨てて始源的で清明な「祭祀」に回帰するしかないのです。それによって、闘争的で過度な教義の宗教も、選民思想や国粋粋主義にうなされた過度な民族主義も、その弊害は次第に除去されて行くことでしょう。


 いまこそ我々は、一人一人が宗教の呪縛から解き放たれ、祭祀への回帰が必要なときなのです。

 

本文の参照元:「國體護持」第一章:國體論と主權論

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「占領憲法を守れば靖國は滅ぶ」

 

護国神社についての詳細は、

國體護持:第5章:-

「国防義務と英霊について」、

「靖國問題について」、

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