昭和二十三年一月
一日(元旦)、宮城一般參賀が二十三年ぶりに復活。元日と二日の兩日で約十三萬人が參賀に參加した。
同日、改正民法施行。
四日、ビルマがイギリス連邦を離脱して獨立宣言。
六日、ロイヤル米陸軍長官が、日本を共産主義(全體主義)の防壁にすると演説(ロイヤル演説)。
七日、財閥同族支配力排除法公布。
十三日、前農相の平野力三が公職を追放される。
十九日、社會黨大會において、書記長に右派の淺沼稻次郎が選出。
十八日、米政府が、「干しあんず」一萬餘トンの對日輸出を命令。
二十一日、參議院副議長松本治一郎が、第二回國會開會式で天皇に對する「カニの橫ばい式」拜謁を拒否して缺席。
二十四日、文部省は、朝鮮人學校の設立を認めず、日本人の學校への就學義務を通達。